お知らせ

会議や総会の開催

筑紫野市二日市地区区長のみなさんが視察研修にみえました

 平成23年10月28日(金)に筑紫野市二日市地区区長(区長20名・筑紫野市職員1名)から視察研修にみえました。
 研修内容は、「地域コミュニティによるまちづくりについて」「自治会制度への移行について」などです。
 佐賀市自治会協議会からは、会長、幹事2名及び事務局が、佐賀市役所からは、総合政策課地域コミュニティ担当者が出席しました。
 佐賀市における地域コミュニティづくり、自治会協議会の組織・役割・活動などについて説明、質疑応答がなされました。
 筑紫野市は平成23年度から市内の1地域で運営協議会を立ち上げ、コミュニティ活動を始められたところなので、地域コミュニティ組織に高い関心をもっておられました。
 また、現在は区長制度で運営されていますが、今後、自治会制度への移行も検討されているようで、非常に熱心にご質問いただきました。
 私達も二日市の皆さんからお聞きしたお話を佐賀市自治会の発展に活かしていきたいと思います。


会議や総会の開催

第28回佐賀市自治会協議会総会を開催いたしました

 平成23年5月24日(火)午後2時からマリトピアの飛天の間で、第28回佐賀市自治会協議会総会が開催されました。
当日は、自治会長以外にも、県議会議員、市議会議員、各種団体関係者、行政関係者の方々が来賓としてご出席いただき、総勢500名の多くの参加者で盛会となりました。



 自治会協議会では、自治会長としてその年数が10年に達した方に特別功労表彰を、また自治会長として4年以上で退職された方に退職記念表彰を実施しております。
 今回の総会では、12名の特別功労表彰受賞者と38名の退職記念表彰受賞者に感謝状と記念品の贈呈を行い、みなさんの自治会長としてのこれまでの活動に敬意と感謝の気持ちを表しました。



 総会終了後、「今の時代に合った新しいふれあい社会をつくりましょう」という演題で、NPO法人みんなのくらしターミナル代表理事 初鹿野 聡(はつがの さとし)氏による記念講演が行われました。



 記念講演の後は懇親会を開催しました。年に1度の他校区との交流の場でもありますので、互いに情報交換をしつつ親睦を深めました。


会議や総会の開催

八代市市政協力員協議会の役員のみなさんが視察研修にみえました

 平成22年10月6日に熊本県八代市市政協力員協議会(役員41名・事務局2名)から視察研修にみえました。
 研修内容は、「自治組織の状況・行政との関係について」、「自治会長制度・佐賀市自治会協議会について」などです。
 佐賀市自治会協議会からは、会長、副会長、事務局が出席し、佐賀市自治会協議会の組織・役割・活動、佐賀市からの支援などについて説明、質疑応答がなされました。
 八代市は八代市市政協力員で、地域内住民により選出された町内会長、区長等を市長が委嘱されているもので、組織や役割に違いがあるため、佐賀市の自治会活動に対して、非常に熱心にご質問いただき、実のある意見交換ができました。
 私達も八代市の皆さんからお聞きした自治会活動の情報を佐賀市自治会の発展に活かして行きたいと思います。

  

会議や総会の開催

定例理事会

 自治会協議会では、理事会を毎月一回、月初め(1~5日頃)に開催しています。
 会議は、各地域の自治会長会会長が理事となって32名で構成されています。
 自治会協議会事業、各地区での問題や提案事項について主に協議しています。
 理事会で提案されたものを各地域に持ち帰り、各地域の自治会長会で話し合われた結果をもとに、議論を重ねます。
 また、市の事業及び行事等で周知、依頼が必要なものや、一般的な文書の回覧・配布については、担当課長が両会議で説明を行い、自治会で協力を行なうべき内容かどうかの審議を経て、了承したもののみ協力を行なっています。


会議や総会の開催

理事研修視察実施報告

 佐賀市自治会協議会理事研修を7月15日、16日の2日間に渡り、「まちづくり」をテーマに、市民によるまちづくりに成功している地域の視察を実施しました。

①大分県日田豆田町(日田市観光協会)


 さびれてしまった豆田町の商店街を活気づける方法を模索する中で、商店主たちが昭和52年に飛騨高山を視察された時、飛騨高山では古い建物を上手にアレンジした商店や飲食店に多くの観光客が集まっているところを見て、新しいものがもてはやされた時代が「物から心」の時代へ変わってきていることを感じたそうで、豆田町にも飛騨高山と同じく古い町並みが残っていたことから、これを生かしたまちづくりを行うことになったそうです。



 まず、昭和54年から、豆田町が江戸時代に幕府の天領地であったことから「日田天領まつり」と銘を打ち江戸時代にちなんだお祭りを開催されました。
 また、昭和59年から旧家にある江戸時代のひな人形を生かして、「天領ひたのおひなまつり」を開催されました。
 これらのまつりは、ハード面の環境整備、イベントのバックアップ等で行政も巻き込んで、年間50万人の観光客が訪れるイベントに成長しているそうです。

②大分県宇佐市安心院町(NPO法人安心院町グリーンツーリズム研究会)


 グリーンツーリズムとは、農村等豊かな自然環境の中で農業体験や地域の人々と触れ合うことをいいます。
 農業収入が減少している昨今、安心院町農業者は、農家と農業を守るための方策として、グリーンツーリズムに取り組まれていて、中でも「農家民泊」を行うことで所得向上を目指されています。
 「農家民泊」を行ううえでは、旅館業法や食品衛生法などの民泊に対する法の壁がありましたが、グリーンツーリズムに取り組む農家の人々の熱意と行政のバックアップにより、この問題も解決され、安心院町はグリーンツーリズムで全国的に注目される町となっています。最近は、体験学習や修学旅行の学生の受け入れが多く、所得向上の成果もあがっているようです。
 安心院では「1回泊まれば遠い親戚、10回泊まれば本当の親戚」をキャッチフレーズに、まごころを持って宿泊者をお迎えされています。

③大分県臼杵市(ツーリズムうすき)


 ガイドの方と町歩きをしながら、町の景観やその保存、また景観にちなんだイベントについて説明を受けました。
 臼杵市の市街地は、江戸時代からの古い建物がたくさん残っていて、当時の息遣いさえ感じられるようなすばらしい景観で、国の都市景観100選にも選ばれています。
 「これを保存していくことは、行政だけではなく市民一人一人が臼杵の町の景観を大事にすることが重要である。」と説明いただきましたが、建物を新築する時は法人、個人を問わず、周囲の景観に沿って建築されていて、市民の臼杵の町並みを守りたいという気持ちが感じられました。
 この景観を生かしたイベントとして、「うすき竹宵」という2万本の竹ぼんぼりに明かりを灯す幻想的なイベントが開催されていて、多くの観光客で賑わっています。これは、竹の間伐材を有効活用するために国宝臼杵石仏を造ったと伝えられる真名長者の伝説を再現した市民発のイベントで、竹灯篭のイベントのさきがけとして知られているそうです。



総評
 視察した各市は、それぞれ異なる手法でまちづくりの成果をあげていましたが、そこに至る出発点やプロセスに数多くの類似点がありました。
 例えば、
 1.町の将来を憂い、真剣に町を活性化させようとするリーダーがいて、そのリーダーが並々ならぬ統率力を備えている。
 2.町の魅力を客観的な目で見て、観光資源にまで昇華させている。
 3.行政がまちづくり活動をメインで行っていない。等であります。
 特に3については、リーダーが住民を巻き込み、住民独自のプランを作って行政に具体的な協力を要請し、行政は要請に対し積極的にサポートするといった、行政主導ではなく住民主導の協働関係が構築され、それが円滑に機能している印象を持ちました。


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